この記事の目的
ご覧いただきありがとうございます。
かれこれ罹患してから10年近く経ちました。
でも、今朝突然「痒くなくなる」というワードが降ってきたので、これはもしや本気で治しに行くべきなのか?と思い立ち、どうせ改善するなら今から経過を記録してみようと思った次第です。
同じように悩んでいる方の役に立てたら嬉しく思います。
これまでの紆余曲折を時系列で
2014/12
右ひざの上に蚊に刺されたような湿疹ができる。
この時は大したことではないと思い、市販のかゆみ止めを塗って対処する。
呑気に「季節外れの蚊に刺されちゃったよ~」とか思っていましたw
この時点での痒さレベル ★☆☆☆☆
2015/3
市販の薬では直るどころか2か所、3か所と増えてきたので「これは蚊じゃないわ…」と気づき皮膚科へ。1院目です。
対症療法としてステロイド・アレルギー反応を抑える薬(アレグラだったかな?まだあんまり強くない薬)を処方される。
効かない。
この時点での痒さレベル ★★☆☆☆
2015/5
2院目。
同じような薬ばっかり。
効かない。むしろひどくなっている。
この時点での痒さレベル ★★★☆☆
2016/11
3院目。
「似たような薬をずっともらっているんです。それでも治らないんです」と言ってもステロイド+抗アレルギー薬の組み合わせ。アレルギー薬は最強レベルのものになっていましたがまったく改善せず。
絶望。
これ以降皮膚科には行かなくなりました。(こんなわかりきった処方、素人の私でもできる)
市販の抗アレルギー薬・市販の外用薬を購入するように。
“病院に行くだけ時間のムダ”と学習する。
足はもう全体がズルズル。
スカートは諦めて四季を通じてパンツスタイルになりました。
っていうかもう治療を諦めてる感じでした。
この時点での痒さレベル ★★★★★
2021/10
出産・転職が落ち着き、再び自分の脚の惨状が気になり始める。
腕にまで領地を広げられていました。
収入もそこそこあったので、埼玉県内の高名な(?)漢方屋さんに足を運ぶ。
薬代が1か月分で5万円くらいでした。(久しぶりにHPを覗くと”月7万円~”になっていましたw)
当時、HPや店内にも「お薬代出せない人は来ないでください」とハッキリ書いてありましたね;
人よりちょっと多いくらいの稼ぎはあったんですが続けられず。
だって毎月家族旅行行けちゃうじゃん!
あと、これは病院あるあるかもしれませんがまったく親身に対応してもらえず、こんな人たちに高額なお金を払うのはアホらしいと思っちゃったんですよね。
お店のおじさんが大したヒアリングもなく「原因はストレスだ」と決めつけてきたり、
診察時に私の脚を見て「なーんだ、(あなたの症状は)すごく軽いじゃん」と言われたり。
こっちは悩んでいてツライから頼っているのに、「お前の診察が世界一ストレスだわ!!」って泣きたくなりました。
HPには治療に成功した事例もたくさん載っていて有休までとって期待して行っただけに、絶望が大きかったですね。。。
ちなみにここで処方されたのは、
- プロテサンR 乳酸菌です。普通に楽天で買った方がオマケもついてきて安く買えるのを知ってショックを受けた記憶があります。
- アクマチック 漢方です。名前が面白い。
- シイタゲン キノコの菌糸?だった気が。これも市販されています。小林製薬だわ。
ってな感じでござます。全部市販されてるし安い。ネットで買えばポイントも付くし。まじでぼったくり。

乳酸菌のプロテサンだけグレードを”B”に落としつつ半年くらい続けたと思います。
この辺りから、皮膚のかゆみに効くと言われている漢方を片っ端から試しました。
“消風散””温清飲”などなど。
ちょっとマシになったかも?レベルであまり効果なし。
お金かけてるから「多少は良くなった」と思いたかっただけかもしれないです。
この時点での痒さレベル ★★★★★
2022/11
そして漢方のことも忘れ去り、ふと見つけたのが【遅延性フードアレルギー検査】なるものでした。
学会でも検査の有用性に対する意見が賛否両論のクセ者で、保険診療の対象外なので高額です。(高額であることについつい反応してしまうw)
遅延型フードアレルギー検査は、食べ物を摂取してから数時間~数週間以上経過して現れるアレルギー反応を調べる検査です。血液検査によって、アレルギーの原因となる食べ物に対するIgG抗体の量を調べます
皮膚科で西洋医学、漢方屋で東洋医学、それぞれの役立たず具合をイヤというほど思い知らされたので、「もうなんでもいい。海外の新しい検査手法なんだったらいっちょ試してみるか!」と何か月か悩んだ末に検査に踏み切ったのでした。
この遅延性フードアレルギーのキットを市販しているのはAmazonだけな気がします。
皮膚科で実施しているところもあるみたいです。
自分で採血するのが怖すぎて病院に行こうかと思ったのですが、病院だと市販価格よりもさらに高くなるので諦めましたw
これも5万くらいしたような。
あ、やっぱりそれくらいですね。219項目。
219項目▼
120項目で少しお安いものもあるのですが、どうせお金払う&血を採るんだったら細かく見てみたいと思い、私は219項目にしました。
120項目▼

まさかこれが結節性痒疹を改善に導くとは。。。
この時点での痒さレベル ★★★★★
2022/12
先にお伝えしておくと、普通のアレルギー検査も病院が変わる度に受けてきたんですが、スギとカビくらいにしか反応がありませんでした。(ちなみに花粉症はほぼ症状がない人間です)
そんなこんなで遅延性フードアレルギーの結果が届きまして。
出るわ出るわアレルギーの数々。


穀物ほとんどアレルギーw(何を食べれば…)
他にも項目はいっぱいあるんですが、種類を問わず問題なさそうなのは肉と魚のみ。
それ以外は何かしらに高い反応が出ていることがわかりました。
一方、この検査の有用性を否定する意見の中に「常日頃食べているものに高い数値が出る」というものがあるんですね。
当時の私は「さすがにおコメは毎日食べているから数値が高く出ちゃっただけでしょ」と現実逃避していました(笑)
色々思うところはありつつ、この検査をきっかけに小麦・牛乳・卵・ナッツ類を控えるようになりました。
この時点での痒さレベル ★★★★★
2023/3
遅延性フードアレルギーの結果に基づいて特に反応が高かった食品を避けるようになって3か月。
結果、劇的に改善しました。正直、どんな高価な薬よりも効きました。
全然完治ではないのですが、「まぁこれくらいだったら付き合ってやるか」くらいに改善したんですよね。それまでは絶望しかなかったんですけど。
時々むちゃくちゃ痒くなるタイミングが来るんですが(波のように周期的にやってくる)、まず、その波の高さが低くなりました。
波の高さが以前なら100だったのが70くらいに。
そしてこの波の高さは、反応が高い食品を避ける期間が続けば続くほど、低くなっていきました。
今は50くらいです。余裕のよっちゃんです。
それに比例するように日常的な痒さも軽減されていきました。。。
この時点での痒さレベル ★★★☆☆
そして現在
広げられた領地は縮小していません。
が、以前は血まみれだった脚や腕がずいぶんキレイになりました。
今はこんな感じです。※閲覧注意




いや~~~見る人が見たら全然キレイじゃないんでしょうけど、自分比「超美しい」の一言ですw
ボコっとしていた痒疹もほとんどが平らになりました。
今は食事制限+市販の抗アレルギー薬(アレジオン)+市販のかゆみ止め(非ステ)だけで耐えられる程度にコントロールできています。
食事制限と言っても完全除去とかではなく”ちょっと控えめにする”くらいです。
昨日もハンバーガーをいただきました^^
痒みはと言うと、足首・ふくらはぎ・ひざ周り・太もも・腕、と”こっちが収まったら次はこっち~”って感じで体を周回しているみたいですw
就寝中の掻き崩しを防ぐために、搔きむしり防止手袋も導入しました。これ神です。
毎晩着用しています。旅行先にも連れて行ってます。
そんなこんなで「付き合ってあげるよ、それくらいなら」レベルまで改善したため「このままでもいいや」と思っていたのですが、今朝の啓示(←ただのひらめきw)があったので、撲滅に向けて本気出そうと思った次第です。
今の痒さレベル ★★☆☆☆
撲滅に向けての活動内容
- 腸内環境の整備
- 食生活の改善
主に2点を今よりタイトにやっていこうかなと。。。
まず1の腸内環境ですね。
これをなぜ選んだかと言うと、過去に風邪か何かで抗生物質を飲んだことがあるんです。
そしたらその服用期間中、痒みがパタッと止まりまして。
「一生抗生物質飲んでたい」と思いましたね…。
抗生物質って腸の中の悪玉菌も善玉菌もみんな殺しちゃうらしいのですが、そう考えたら腸の中にいる何かが悪さしてるんじゃないかな?と。
抗生物質によって痒さの原因菌が殺された⇒痒みが消えた⇒抗生物質飲まなくなって原因菌復活⇒また痒い、的な。
漢方屋のおじさんも「腸内環境ガーーー」と言っていたような気がします。
というわけで腸内環境を整えていきます。プロテサンBとイージーファイバーで!
次に2。
これはもうお察しの通り遅延性フードアレルギーの結果をもっと厳正に受け止めてw、改善していこうというものです。
「白米我慢しちゃおうかな」
「反応がないお野菜をもっと摂取しちゃおうかな」
と色々考えています^^
なんか楽しみになってきたぞwww
また報告します!
3/4追記 続き出ました↓
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